こんにちは、ハクです。
博物館というと、「展示物見学」がメインですが、
成田空港近くにある、航空科学博物館は実は展示物ではなく5階展望室で土日の午後から行われるライブ実況があり、飛行機好きにはたまらなく面白いです!!
実況ファンと思われる方々がずーーと座ってライブ実況を聞きながら双眼鏡片手に飛行機に見入っています。
たまたまデートで来て最上階の展示室に来たから座っていくかというような人が、ハマって聞きいているパターンもあります。
私も以前行ったとき本当に楽しくてずっと居たかったのですが次の予定の関係で泣く泣く途中切り上げてしまいました。
どんな内容かというと、だいたい2分間で以下のような解説が聞けます。
※以下はニュース記事からの抜粋です。
↓
滑走路では今、ボーイングのB777型機“トリプルセブン”と呼ばれる機体がスタンバイしています。こちらはユナイテッド航空の飛行機で、3時間ほど前にアメリカのニューヨークから飛んできましたが、ニューヨークには戻らずに、これからヒューストンに向けて離陸します。
この尻尾のデザインは、以前はアメリカのコンチネンタル航空という会社が使っていたマークですが、今ではユナイテッド航空に使われています。
数年前にユナイテッドとコンチネンタル航空が合併して、会社名はユナイテッド航空に統一され、尻尾のマークはコンチネンタル航空のものが継承されているんですね。
これからヒューストンに飛ぶこの機体は、もともとコンチネンタル航空のもので、合併に伴って会社の名前のところだけコンチネンタルからユナイテッドに書き換えたものなんですね。
ヒューストンはもともとコンチネンタル航空の本社があった場所ですが、今はユナイテッド航空のハブ空港になっています。
13時間半かけてニューヨークから飛んできた飛行機がたった3時間ほど休んだだけで、ヒューストンに向けて12時間半飛ばなければいけないんですね。
昔はエンジンが3つ以上ある飛行機でないと、なかなかニューヨークやヒューストンまでノンストップでは飛べなかったんですが、最近はエンジンが滅多なことで故障しないので、アメリカでもヨーロッパまででもエンジン2つの飛行機で飛べちゃいますね。
あっ、今すれ違った飛行機も長距離便で、全日空のニューヨーク行きの飛行機ですね。
昔はジェットエンジンが故障することが多かったんですね。
エンジンが2つだけだと片方が故障してしまうとエンジン1個だけになってしまいますから、昔は2つでは不安だという考えだったんですね。
特に長い距離を飛ぶ時は、安心・安全のためにエンジンは3つ以上なければという考えだったんです。最近では滅多なことでエンジンが故障しなくなりましたから、エンジン2つの飛行機でもアメリカでもヨーロッパでもどこでも飛べてしまいます。
エンジン2つの飛行機と4つの飛行機を比べると、やっぱりエンジン2つの方が燃費が良いですし、整備にかかるコストも小さく済みますね。
ちなみに今だと、こうした大型機のエンジンはひとつ20億円くらいします。
※以上抜粋終わり
こんな感じで、その他空港裏話など多彩な航空情報を、約4時間半飛行機を見ながら実況のシャワーを浴びられるのです!
掲載させていただいたニュース記事はコチラ
以前行ったときの写真。5階の展望室は写真が無かったのですが。
展示物やフライトシュミレーターなど、室内や野外展示など結構充実しています。
ライブ実況は、土日祝日の午後からとのこと。
双眼鏡をお忘れなく。
博物館までは、成田空港やJR成田駅から博物館行きの路線バスがあり、
またJR東京駅八重洲口から博物館直通の高速バスも運行しているそうです!
直通って、、マニアックなバスがあるのですね。
成田さくらの山公園から観た飛行機。
空港を挟んで博物館の反対側の滑走路近くにあります。
帰りはお腹が空いたら成田空港第一ターミナルへ行ってテラス席でごはん食べてきたら飛行機でお腹いっぱいですね♪(^^)/
もしくは酒々井アウトレットに寄ってお食事や買い物して帰るのも良い感じです。
しーずざでい さんの記事に良い解説が一杯あります(他力本願)
航空科学博物館
千葉県山武郡芝山町岩山111-3
開館時間/10:00~17:00(最終入場16:30)
休館日/月曜(祝日の場合は翌日)
入場料/大人500円、中高生300円、子供200円